case32 間取りを変更して快適なＬＤＫに

プラン付きの家を購入したものの、動線が悪く、使い勝手も悪い間取りを、何とかしたかったというＳさん。18年経って、浴室の扉が壊れたり、外壁の傷みなどが気になりだしたこともありリフォームを考え始めました。特に、中途半端な広さのＬ型のリビングダイニングは、飼っている小型犬のゲージも置きたいので、明るくて広い、四角形のＬＤにしたいのと、将来、母親との同居を考えているので、母親の個室も確保したい。

和室を解体してリビングに

Ｌ字型になったリビングダイニングは、どう使えばよいのかわからないような無駄なスペースがありました。南側の一番陽当たりの良いところにあった和室とリビングを入れ替え、和室を解体してダイニングリビングに。南側からリビング、ダイニング、キッチンへと一直線に配置し、明るさが全体に行きわたるような間取りになりました。

動線と収納力がポイント

北側にあった浴室・洗面室は、キッチンを挟んで東側に移動。中央のキッチンを対面に設置し、まっすぐ四角いＬＤＫを実現。また、水まわりの動線をコンパクトにすることができ、浴室・洗面室を移動したことで生まれた空間を収納スペースにして、使い勝手を良くしました。