教えて!うえさん 決め手はコレ!

VOL.8 決め手は「共通点を意識する」外装編

2016/11/15

外壁をはじめ、屋根、樋(とい)、門、塀など、外部を塗装すると、
新築したかのように建物が一新します。
塗替えリフォームの際、まず工法や塗料のグレードなどを決めますが、
よくご相談を受けるのが、「色の選び方」です。
塗ってしまうと、洋服の着替えのように何度もやり直すというわけにはいきません。失敗しない色選びのポイントは、
すべての色に共通点を持たせる、ということです。

例えば、外壁の下部を茶系色にしたい場合、
上部にクリーム色を配色することが多いのですが、
この2色には、「黄色」が混ざっているという「共通点」があります。

これを意識して、軒天井、破風板(屋根の端にくるりと巻くように取り付けられた板)、
樋などの色も決めていきます。
軒天井は、建物の上部より明るいクリーム色に、破風板は、下部の茶色より濃い茶色にします。
それぞれ異なる色でも、「黄色」という共通点のある色を選ぶことで、
まとまりのある建物になるのです。

また、共通点を意識することで、
まったく逆の反対色(補色)を使うこともできます。
具体的には、黄色↔青紫、赤↔青緑、緑↔赤紫、オレンジ↔青、
が反対色ですが、これをアクセントに使うことで個性的な配色が生まれます。

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医院の外壁3パターンほどの色合いをご提案。
イメージをつかんでもらいやすいように、3dの絵を描いて、
色味を確認していただき、その中から配色を選ばれました

ココア色とクリーム色の2色使い、とてもかわいい配色です

ココア色とクリーム色の2色使い、とてもかわいい配色です

パソコンを使ったカラーシミュレーションもできますが、
一番実感できるのは、実際の建物を見ることです。

街の中に、例にあげたような外装を施工している建物はたくさんあります。
共通点は、色の種類だけでなく、明るさ(トーン)や、彩やかさ(色合い)にも持たせることができます。
共通点を意識して建物を見て、それをベースに配色を考えてみてください。
きっと、わが家の外装の色選びが楽しくなりますよ。

次回は、「バリアフリー編」です。
お楽しみに~

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