教えて!うえさん 決め手はコレ!

VOL.7 決め手は「隠れた制約」マンションリフォーム編

2016/11/15

マンションのリフォームでご要望の多いのが、
キッチンの位置変更を含めたリビング・ダイニングのリフォームです。
一般的にマンションは、鉄筋コンクリートで作られた四角い空間の中を、
壁で間仕切ることで部屋を造り、1戸の住まいができています。
キッチンの位置を変える場合は、
床下や壁の中にある排水管の勾配がうまくとれるかどうかがポイントです。
見た目ではわからないのですが、これはマンションリフォームの「隠れた制約」です。

キッチンに限らず、洗面所、浴室、トイレなど、
水まわり部分の給排水は必須ですが、排水が流れないと、住まいは機能しません。
排水管はそれぞれ勾配をつけてマンションのメイン排水管へとつながっています。
水まわり部分の床が高くなっているマンションがありますが、
そこに、管が隠されているのです。

対面式キッチンにしたい、でも、管のスペースが取れないという場合、
床をあげる、壁に管を通して傾斜スペースをとる、ということもできますが、
床に段差ができたり、管を隠す壁ができる、といったマイナス面も出てきます。

(パース図)

(パース図)

K邸 キッチンのシンクの位置はそのままに
ihクッキングヒーターの位置を、リビング側にという
Ⅱ型に配置した対面式キッチンをご提案

壁付けのI型キッチンも、IHクッキングヒーター部分を移動、 Ⅱ型にして、明るく開放的な対面式キッチンを実現しました

壁付けのI型キッチンも、IHクッキングヒーター部分を移動、
Ⅱ型にして、明るく開放的な対面式キッチンを実現しました

マンションの1戸の住まいの中にある壁や柱は、
一戸建てと違って、屋根や二階を支えるというのではなく、
空間を仕切る役目のものです。
そのため、間取りの変更など自由度が高いのもマンションの特徴でもあります。
ただし、「隠れた制約」があることを忘れないでください。
その制約の中で、それぞれのライフスタイルに合った、
希望どおりの間取りにすることが、マンションリフォームのポイントです。
それをクリアすれば、自由度の高いマンションリフォームで、快適な住まいが実現できるのです。

次回は、「外装編です」です。
お楽しみに~

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